プライバシーマークのレギュレーションとは?(プライバシーマーク取得辞典)

プライバシーマークのレギュレーションとは?(プライバシーマーク取得辞典)

プライバシーマークのレギュレーションとは?

プライバシーマークは、そのマークを使用することで取引相手や顧客などから信用を得ることができるマークなので、勝手にそのマークを使用したり、よく似たマークを使用することを防止するために、その図案や記載事項については厳密なレギュレーションが存在します。

 

 

レギュレーションでは、マークの表示について規定がなされています。プライバシーマークは、マーク部と登録番号により構成されます。

 

マーク部の意匠は、その図案、使用する色、そして使用している言葉やその字体、色などについて厳密に規定がなされていて、その規定に違反したマークを使用しても、それはプライバシーマークとして認められません。

 

登録番号は、マークを使用しようとする事業者が審査機関に申し出て、使用が認められた時に決められる10桁の番号であり、マークの使用が許された事業者ごとにその番号は異なります。

 

前10桁の番号のうち、最初の2桁はマークの付与申請を受けて審査を実施した審査機関のコード番号になっていて、次の6桁が事業者に付与される事業者番号と呼ばれる番号です。

 

この番号は一度付与されたら変更されることはありません。

 

最後の2桁は付与の回数になっています。

 

 

初めてマークを付与されたときには01となっていて、更新するごとに1ずつ増加します。

 

レギュレーションでは、プライバシーマークを付与された事業者がそのマークを表示することができる場所等についても規定しています。
その場所は、基本的に取引相手や顧客等の見ることができる場所等になっていて、例えば店頭や契約約款、或いは説明書といったものから、広告資料や封筒、便せん、名刺、ホームページなどになっています。取引相手や顧客は、このような場所等にマークが表示されていることを見て、その事業者が個人情報を保護することについて専門機関の審査をパスしていることを理解し、信用をもって取引することができると判断することができます。

 

 

プライバシーマークは、それを使用することで個人情報保護について取引相手や顧客から信用されることができるものですから、それ自体がレギュレーションによって保護されているのです。

 

従って、無断でこのマークを使用すると、審査機関から法的処置を講じられることがあります。

 

また、適切な審査を受けて使用する場合でも、レギュレーションに反する使用は禁じられています。

 

特にWEBサイトなどで使用する場合、マークは画像データを用いることになりますが、この画像データは、配布された電子データ以外のものを使用することはできませんし、縦横比率を変更することも禁じられています。


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