プライバシーマークの更新期間とその間にやるべきこと(プライバシーマーク取得辞典)

プライバシーマークの更新期間とその間にやるべきこと(プライバシーマーク取得辞典)

プライバシーマークの更新期間とその間にやるべきこと

プライバシーマークの更新期間は、更新期間が満了するまでの8ヶ月から4ヶ月前の期間です。

 

この期間に必要になる全ての資料や書類を準備して審査機関に対して提出しなくてはいけないので覚えておく必要があるでしょう。

 

 

プライバシーマークは、法人に対して与えられている個人情報保護に関する重要な信用性を示す証です。

 

このマークが付いている会社は個人情報の取り扱いに関して厳重なセキュリティや監視のシステムが構築されていることを意味します。

 

プライバシーマークを新規で獲得するためにはその法人が個人情報保護に関連する何らかの業務を扱っていることが大前提になりますが、こうした個人情報保護の取り扱いに関しては企業や消費者に対する大きな責任が伴います。

 

ですから、きちんと情報を統制することができている会社に対して審査機関から信用性の高い会社であるという証としてプライバシーマークが付与されるのです。

 

この制度の信用性が高いのは、一度審査に通ったからといって継続的に使い続けることができるわけではないところにあります。

 

有効期間が存在し、その有効期間内に更新の申請をして審査に通ることが出来なかった時には、今後プライバシーマークを付与することが認められません。

 

このマークを付与することが認められるのは、継続的に個人情報保護マネジメントシステムが構築されているかどうかにかかっていますので、期間が経過してそれらが疎かになっていると判断された時には更新で審査に落とされることになります。

 

この審査の厳しさは、実際に行われる審査を把握しておけば容易に想像することが出来ます。

 

例えば、更新期間に更新申請をして実際に審査を進めていく際には、新規の申請で立ち入りにやってきた審査員とは別の人が審査にやってきます。

 

これは、従来までの審査員と当該会社に対する癒着等がないように対策がとられているためで、常時新しい審査員に対して会社の個人情報に関する監視や管理のシステムが優れていることを証明しなくてはいけません。

 

ですから、個人情報後に関するマネジメントシステムをしっかりと考えておかないと、一度審査に通ったからといって次も通るとは限らないのです。
更新を申請する時には、新規申請の際に提出した規格に関する書類などをしっかりと提出しなくてはいけません。
その上で審査に通った時には、その会社は継続して信用性のある会社であると判断してもらうことが可能になるのです。


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