プライバシーマークの重要性
プライバシーマークは想像以上に重要なものとなっています。
今の時代、個人情報はとても貴重なものであり、さまざまな会社にとっても欲しい情報にもなっていますので守れるものは守らないといけません。
個人情報は住所や名前や電話番号といった個人に関わるものだけではなく、出生地、家族構成、勤務先、年収、本籍地、信教、金融資産情報、病歴、医療記録といった人に知られたくないものも含んでいるのです。
こういった情報を時には相手に預けないといけない時がありますので、プライバシーマークを取得している所に情報を預けないと情報が外に漏れたり、違う所で使われたりする可能性がありますので、かなり重要性が高いと言えます。
個人情報の中身をしっかりと取り扱う企業や業者はプライバシーマークがあるかないかによって、業績が大きく変わってきます。
特に法律事務所、サービス業、福祉関係、金融関係などの人と個人的な関係を強くするような業者には必要なものだと考えていいでしょう。
利用する側にとっても安心して情報を預けられる方が良いのでプライバシーマークを取得している所の方が良いでしょう。
少し前になりますが個人情報を保護する法律ができましたが、それであっても個人情報は漏えいしているニュースをよく耳にします。
昔よりかは情報管理が徹底しているとはいえ、プライバシーマークを取得していない企業は取り組みが不十分だと言えます。
現代ではインターネットが普及して、SNSが当たり前に使われている時代ですからより一層管理を徹底しないといけませんので、重要性は増しているのです。
個人情報の漏えいのほとんどが管理ミスであるというデータがあり、その内訳の半数以上が電子データではなく紙ベースでの保存によるものだったと言われているのです。
それだけ管理が不十分であり、知らない間にデータを捨てていた、持ち忘れた、持ち出されたというケースが多々あります。
情報漏えいをするミスは人間一人の過失なのかもしれませんが、会社全体のミスとなり、管理や教育や指導がなされていない証拠になります。
このようなことが情報漏えいがない証拠として重要性が高まっており、マークを取得しているということは一般財団法人日本情報経済社会推進協会に個人情報を基準の中で適切に取り扱い、しっかりと管理しているかを評価されていることになります。
ですからマークを取得している所は安全性が高く、信頼性がおけるということなのです。
安全管理がしっかりしていると公に認められた証拠になりますので、企業としてかなり重要性が高いと言えるでしょう。