プライバシーマーク取得企業の確認方法(プライバシーマーク取得辞典)

近年では個人情報がきちんと管理されているといわれているにもかかわらず、全く知らないところからダイレクトメールや電話などで様々な勧誘が来ることがあります。

これは、以前に登録したことがある会社から名簿が流出していたり、卒業名簿などを購入した業者がそれを頼りに勧誘をしているというケースであり、最新の情報に関しては、きちんと個人情報を管理している会社であれば情報が漏れる可能性はほとんどありません。

しかし、現実問題としてどの会社が個人情報の管理を徹底させているかということはわかりづらいため、プライバシーマーク制度と呼ばれる制度が導入されています。

これは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会（JIPDEC）が、顧客等の個人情報を適切に取り扱うことのできる企業や団体を審査して、適切であると認定する制度です。

プライバシーマークを取得しているところであれば、法律に基づいて適切に個人情報を取り扱っている企業であるという判断ができ、マークの使用も認められていますので、ユーザーにとっても企業の信頼性を確認する上で大変役立ちます。

現在では、全国で15,000近い企業がプライバシーマークを取得しています。認定を受けている企業は、ホームページやパンフレットなどにプライバシーマークを掲載していますので、取得企業であることが確認できますが、これらをチェックしても見つからなかった場合には、一般財団法人日本情報経済社会推進協会のホームページに行ってみるとよいでしょう。

参考：プライバシーマーク付与事業者一覧

こちらのサイトにはプライバシーマーク付与事業者一覧のページがあり、50音順や業種、所在地などの索引を利用して、調べたい企業が取得企業であるかどうかを確認することができます。

こちらのページには大体前営業日までに認定を受けた企業がすべて掲載されていますので、こちらに掲載されていなければ、まだ認定を受けていないという音になります。

現在では、インターネットの発達によって様々なサービスや商品を通信販売で購入する人が増えています。

その際に無料の会員登録が必要なことも多いですし、支払いをクレジットカードで決済するときなどは、カードの番号のように重要な情報を相手に伝えることになり、悪質な業者が相手の場合には危険です。

そのため、きちんと認定を受けた企業を選ぶようにして、不要なダイレクトメールや勧誘などを受けることがないように自分でも注意したほうが良いでしょう。